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本公演はお客様を動員し開催する予定でしたが、この度の新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、無観客での開催に至りました。延期という選択肢もありましたが、今回、素晴らしいクリエーターが一堂に会すること自体が奇跡だと思い無観客での開催を決定いたしました。

運営資金は入場料を充当する予定でしたが、今回は前述の事情により、無観客での開催とさせていただいたため、運営資金の工面が必要な状況でした。そのためドネーションを集めさせて頂きました。皆さまのおかげで1週間で30万円近い金額をご支援頂きました!ご協力頂いた皆様、本当にありがとうございました!


10ミニッツ・ミュージカルとは?

 10ミニッツ・ミュージカルは、普段は個々で活動しているクリエーター(作曲家、作詞家・脚本家、演出家、俳優)がシャッフルでグループ分けされ、その場で与えられたテーマに沿った10分間のミュージカル作品を1日で創る、これまでに例のない実験的なミュージカル公演です。

 お客様には4グループが1日で創る当日限り上演の10ミニッツ・ミュージカルをオンラインでご視聴のうえ、各グループを評価して頂きます。その中から、優勝に輝いたグループには賞金10万円が授与されます。他では絶対に観ることができないクリエーター同士のコラボや、限られた時間だからこそ生み出される即興感をお楽しみいただけます。

作品に関わる全てのクリエイターにスポットライトを!

 本公演はクリエーターたちが新たな挑戦をできる場であり、クリエーター同士の横のつながりをつくるコミュニティー作りの第一歩でもあります。お客様には作品をつくる過程や作り手に注目していただき、人気や知名度だけではない作品の本質に関心を持って欲しいという想いがあります。


3月24日、朝、シャッフルで決まったグループはこちら!

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作曲:西出真理
脚本・作詞:藤倉梓
演出:岡田匡平
俳優:建畠慶子・若林えり

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作曲:大部胡知
脚本・作詞:エスムラルダ
演出:平戸麻衣
俳優:村田実紗

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作曲:久田菜美
脚本・作詞:宮野つくり
演出:神永真美
俳優:菊池愛・志村知紀

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作曲:ケビン・マキュー
脚本・作詞:海老原邦希
演出:高田朋恵
俳優:伊藤聖夏・春日希・デービッド・ジェネシス・クルズ

ライブ配信の公開は終了しました。


クリエーター紹介

(50音順)

作曲家 COMPOSER

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大部胡知
東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。主にミュージカルの編曲・音楽監督などを務める。BHSミュージカル研究所代表・講師。音楽監督作品に、'17『SHE LOVES ME』'18『A CLASS ACT』(ともに東京芸術劇場シアターウエスト、片島亜希子演出)'20『HOMEMADE FUSION』(高円寺Studio K、竹上悟史演出)がある。作曲を小鍛冶邦隆、三瀬和朗、ピアノを中井正子、ミュージカル音楽をケルヴィン・トムソンの各氏に師事。

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西出真理
シドニー生まれ、香港・東京育ち。日本大学芸術学部音楽学科(作曲コース)卒業、同大学院修士課程修了。大学時代はミュージカル研究会に所属、オリジナルミュージカルの作曲を担当した。卒業後も舞台音楽やTV・ラジオのBGM、ポップス、クラシック等、多方面で作編曲及びピアノ演奏活動を行う。国際ピアノデュオ作曲コンクール入賞、環境省 水・大気環境局長賞受賞。2018年には人気ゲーム『ペルソナ』シリーズイベントのラップ・ミュージカルの作曲・編曲を担当した。作編曲した舞台作品に、ミュージカル座『不思議なラヴ・ストーリー』、乙戯社『あらしのよるに』など。

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久田菜美
東京音楽大学 作曲・指揮専攻(芸術音楽コース)卒業。これまでに作曲を池辺晋一郎氏に、ピアノを御邊典一氏に、ジャズピアノをリック・オヴァトン氏に師事。大学でクラシックから現代音楽までの作曲法を学び、卒業後は主にピアニストとしてクラシック、ポップス、ジャズ、合唱、と幅広く関わる。ミュージカルにおいてはキーボード演奏、編曲、作曲、音楽監督などを担当。その他多数のライブにて伴奏をしている。作曲家として、『チェアーズ』『スター誕生』『ハートスートラ』「アワード」など。

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ケビン・マキュー Kevin McHUGH
シアトル出身。シアトルのUnexpected Productionsのシアタースポーツショーとロングフォームの主要ピアニストとして、15歳からインプロシアターでプロとして活動。Oberlin College and Conservatoryで即興演劇を続け、ピアノとドイツ語の学位を取得し優等賞を受賞。現在は、即興集団「nariiki」のポストロックカルテット「nouon」のリーダーであり、「即興実験学校」と「Trio Impro」のメンバー、東京のコメディストアのミュージカルディレクターを務める。 更にアメリカ・カナダ・日本・台湾・オーストラリア・ニュージーランド・フランスを含む多くの国やフェスティバルで即興音楽ワークショップの指導経験がある。2019年11月オリジナル・ミュージカル「The Weirdest Kid I Know」上演。


作詞家 LYRICIST / 脚本家 BOOKWRITER

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エスムラルダ
1972年、大阪生まれ。94年よりドラァグクイーンとして、各種イベント、メディア等に出演。脚本家としても活動しており、舞台脚本や東宝ミュージカル『プリシラ』の翻訳を手がけている。2018年にはドラァグ·クイーン·ディーヴァ·ユニット「八方不美人」を結成、歌手としてもデビューした。

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海老原邦希
1991 年5 月15 日生まれ。2014 年にニューヨークのマドックス劇場で英訳されて上演されたミュージカル「天使のお仕事」(Angels at Work)が好評を博し、日米で再演され、2018 年オフオフブロードウェイシアター、The Karaine theater で再演。同年、ブロードウェイ·ミュージカル·プロデユーサー、Gene Fisch 主催、オフブロードウェイ Acorn Theater で開催されたNew York New Work Theater Festival でファイナルに選出され、"現代の真夏の夜の夢"と複数のブロードウェイプロデューサーたちから好評を博す。

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藤倉梓
脚本家/作曲家/翻訳家/役者/ピアノ。主なオリジナルミュージカル作品『カムイレラ』『氷刀火伝』『sign』『プロパガンダ·コクピット』『RANGER』『ソレイル』、翻訳·演出作品『Ordinary Days』『若草物語』『MEMPHIS』『GODSPELL』『第25回パットナム郡スペリング大会』、翻訳作品『最終陳述』『アンクル·トム』『bare』など。

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宮野つくり
脚本、作詞家。MerryCreation合同会社代表。昭和音楽大学在学時にミュージカルプロデュース団体MerryCreationを立ち上げ、2018年に法人化。以降「Note」「金平糖1.0」など、全ての作品で脚本、作詞、演出を担当する他、外部に提供も行う。また、日本デザイン福祉専門学校を始め、自社スクールや企業などでミュージカルの指導も行う。2020年6月にはオリジナルミュージカル「さよならは大声で」の上演が控えている。


演出家 DIRECTOR

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岡田匡平
大阪芸術大学舞台芸術学科ミュージカルコース卒業 在学中、様々な都合により演出について学ぶが自分がやりたいのは俳優なんだと劇団四季に入団。コーラスライン、ジーザス・クライスト・スーパースター、むかしむかしゾウがきた、ライオンキングなどに出演後、自分が好きな場所は実は稽古場だったことに気付き退団。THEATRE UBUNTUの演出部に所属。シェイクスピアからミュージカルライブまで演出している。主な演出作品は夏の夜の夢、ロミオとジュリエット 、SONG&DANCE 25DREAMSがある。

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神永真美
1993年生まれ、茨城県出身。早稲田大学文化構想学部卒業。大学在学中よりミュージカルの演出・脚本翻訳を中心に活動。 近年は商店街やオフィスなど、日常空間を利用した体験型の作品を多く手掛けている。

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高田朋恵
演出家、演技指導者、翻訳家、ボイストレーナー。大阪音楽大学声楽科卒業後、NYはBallet Arts、HB Studio、ロンドンはActors Door Studioで学ぶ。帰国後、都内でリアリズム演劇ワークショップ·アクターズコアと劇団Triple Threatsを立ち上げ、本当に心動く演劇を日本に広めることに精力を注いでいる。静岡TPSスタジオミュージカルクラス講師。ミュージカルジム演劇·ミュージカル英語歌唱クラス講師。代表的な演出·翻訳作品は『いい人だね、チャーリーブラウン』『ドロウジー·シャペロン』『Fame Jr.』など。

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平戸麻衣
演出/演出助手 小劇場・ミュージカル・オペラ等で活動。 参加作品は「野良女」、森山直太朗劇場公演「あの城」、明治座「京の蛍火」、KOKAMI@network「ローリング・ソング」、日生劇場「魔笛」、シアタークリエ「SHOWBOY」、グランドオペラ共同制作「カルメン」など。 演出作品は「君といつまでも」(冨坂友脚本)、「みえないこどもたち」シリーズ(オノマリコ脚本)、Seiren Musical Project「Bring it on」「AMERICAN IDIOT」など。


俳優 ACTOR

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伊藤聖夏
3歳でミュージカル出演後、小学生から毎年主役を務める。歌って踊るガールズユニットでCDインディーズデビュー。湘南高校時代チアダンスグループのリーダーを務め、振り付けや演出の楽しさを体感。芸能事務所にスカウトされ、テレビCMモデル、ドラマなどに出演。表現を極めるべくNYの大学へ入学。卒業後NYで数々のミュージカルやテレビにレポーターとして出演。日本に帰国後、国内外のテレビ番組でバイリンガルレポーターやドラマなどに出演。 今年はMusic for SDGsのプロモーションとして様々な国で国際機関や教育機関でコンサートを行なう。

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春日希
11歳で初舞台を踏み、ミュージカルの世界を知る。 官民協働の海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN」5期生として NYのPace Universityへ留学し、本場のミュージカルを研究。 上智大学英文学科首席卒業。 ミュージカル・オーディション・ショー「SMASH CABARET」で3回優勝。現在は公式MCを務める。「 Be Hope, Be Mare!」をモットーに、パフォーマーのみならず、翻訳、通訳、MC、YouTubeチャンネル、Airbnb Experienceホスト等、幅広く活動中。 2018年オフ・ブロードウェイデビュー、「レ・ミゼラブル のど自慢大会」で優勝。2019年「ジーザス・クライスト=スーパースター in concert」に出演し、世界中のトップ俳優と共演。 環境保護活動にも励み、常に「より優しい世界構築」のために挑戦し続けている。

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菊池愛
2000年1月17日生まれ。 桐朋学園芸術短期大学在学中。  主な出演作品は、  〈舞台〉 2012年 『Annie』アニー役 2011、2013年 『葉っぱのフレディ』ダニエル、クレア役 2016年 『Violet』ヤングヴァイオレット役 2020年『東京少年少女』藤崎実穂役  〈映像〉 2018年 山崎育三郎3rdシングル「Keep in touch」MV 2019年 フジテレビ「学べるミュージカる」女子高生役  など。 

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デービッド・ジェネシス・クルズ
中学校のときにミュージカル映画を知り、所属していた合唱部で「レ·ミゼラブル」をコンサート形式で演奏してミュージカルにハマる。フィリピンから日本に越し、大学時代にもんもちプロジェクトのオリジナルミュージカル、「絆の遊園地」と「Gamble Tumble」に出演。今はそこで出逢った仲間とDefying Societyを結成し、英語のミュージカル曲を定期的に演奏している。今年5月にTokyo International Players主催の「Cinderella」に出演予定。

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志村知紀
愛知県岡崎市出身。 13歳より声楽を学び、高校時代に第65回全日本学生音楽コンクール名古屋大会で3位入賞を果たす。国立音楽大学卒業。 在学中はオペラを中心に勉強し、現在はミュージカル俳優として活動中。 ミュージカル座「スペリングビー」「GODSPELL」 劇団四季「ノートルダムの鐘」等の作品に出演。

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建畠慶子
東京都出身。広い声域を活かし、ミュージカル、ライブを中心に活動し、表現力を研く。第2回Smash Cabaret、第2回レ・ミゼラブルのど自慢優勝。 早稲田大学通信教育課程卒業。ミュージカルと地域振興をテーマに学会発表を行う。 昨今は出演に拘らない表現活動の道も模索中。 Twitter:@otate_ripple 【出演】「シンデレラ」魔法使い役(劇団東少)、「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿」(キュ ーブ/アニプレックス)、「モーツァルト!」(東宝)、映画「とってもゴースト」ほか。

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村田実紗
小学校3年生のとき、wickedを観劇し舞台俳優を志す。ミュージカルの舞台を中心に活動。舞台に立つ上で最も大事なことは演じることだと思い高校では演劇を専攻。卒業後はミュージカル、ストレートプレイ問わず出演。最近では一人芝居や同年代とのミュージカル創作などの活動を果たした。舞台で生きることが目標。

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若林えり
広島県出身。早稲田大学商学部卒業。 幼少期より、地元広島にて、TVドラマやCM、舞台で子役として活動。 2011年7月〜2015年3月まで小劇場の劇団DULL-COLORED POPへ所属し、劇団では、主役・脇役・飛び道具問わず、老若男女に動物からアンドロイドまで、様々な役を経験し、芝居の基礎を学ぶ。 現在は、ミュージカルを中心に、ストレートプレイ、朗読劇、アイドルユニット、テーマパークのエンターテイナー等、ジャンルを問わず活動中である。


MC

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角川裕明
広告代理店勤務を経てボーカリストに転身。シンガーソングライターとして都内のライブハウスを中心に音楽活 動を始める。その後、俳優業へも活動の場を広げ『レ・ミゼラブル』『エリザベート』『オーシャンズ11』などのミュージカルや『ショーシャンクの空に』などの本格的なストレート芝居等、数々の舞台や映像作品に出演。2012年、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭にて初監督作品であるミュージカル映画『ユメのおと』が短編部門のグランプリを受賞。2015年には、ミュージカル文化を日本にもっと広めることを目的に「Musical Of Japan」を立ち上げ。現在は『角川研究室』というワークショップも頻繁に開催し、ミュージカル映画俳優の育成にも力を入れている。2016年、監督最新作のミュージカル映画『MY☆ROAD MOVIE~チャリンコで自分探しの旅~』で第2回神保町映画祭のグランプリを受賞、第3回岩槻映画祭でも最優秀監督賞を受賞した。現在は監督最新作のミュージカル映画『とってもゴースト』が劇場公開中。


本企画は、第5回 東京ミュージカルフェス 6日目プログラムとして参加しています。

 

「日本にもっとミュージカル⽂化を。」を合言葉に活動する『Musical Of Japan』が「3⽉26日はミュージカルの日!」と制定。その当日にミュージカルフェスを開催することで、3⽉26⽇がミュージカル [み(3)ゅーじ(2)かる(6)] の日であることの認知を高めると共に、ミュージカルの魅⼒をより多くの⼈に知ってもらい、日本におけるミュージカル⽂化のさらなる浸透へとつなげていくことを目的としています。第5回の開催期間は2020年3月19日(木)〜3月29日(日)の11日間。

2020年のテーマは、reunion (レユニオン) 。意味は「再融合」「再会」。全く新しい出会いももちろん大切ですが、すでにお会いしている人とあらためて化学反応を起こすことや、すでに認知されている才能を新たに融合させることが、新しい時代を引き連れて来てくれることも多々あります。第5回の東京ミュージカルフェスは、すでに認識されているモノの新たな組み合わせや、違った角度からの融合により、バリエーションに溢れた「横の繋がり」を作っていければと思っております。
HP:http://japanesemusical.com/